歯周病は全身の健康に悪影響? #6 歯科コラム
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「歯ぐきの腫れや出血くらい、大したことない」
と思っていませんか?
実は、歯周病はお口の中だけでなく、歯周病菌の持つ性質により、全身の健康に深く関わる病気です。
Micデンタルクリニック(沖縄県浦添市)では、歯周病を“感染症として全身管理”の視点で捉え、
患者さまの将来の健康を守る治療と予防を行っています。
▶︎ 歯周病(歯槽膿漏)が「サイレントキラー」と呼ばれる理由
歯周病 (歯槽膿漏)は、わかりやすく言うと歯を支える骨を溶かしていく病気です。
進行しても痛みが出にくく、自覚症状のないまま進むため、気づいたときには重症化していることも。
初期症状としては
・ブラッシング時の歯茎からの出血
・歯茎の腫れ
・朝起きたときのネバつき
・口臭が気になる
これらが見られたら、痛みがなくてもすでに歯周病が始まっている可能性があります。
重症化すると
・歯がぐらぐら動く
・歯並びが変わった
・歯茎が痩せた
・噛むと痛い
・朝起きたら枕に血がついている
・歯が抜けた
なんてこともあります。
▶︎ 歯周病と全身疾患の関係
① 糖尿病との深い関係
歯周病があると、血糖コントロールが悪化することが多いと報告されています。
逆に、糖尿病の人は感染への抵抗力が弱く、歯周病が進行しやすくなります。
つまり「歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼす関係」にあるのです。
Micデンタルでは、糖尿病のある患者さまにも配慮し、血糖値・HbA1cなど医科連携を行った歯周治療を実施しています。
② 心臓病・動脈硬化への影響
歯周病菌は歯茎の血管から入り込むと、血流に乗って全身に運ばれます。
血管の内壁に炎症を起こし、動脈硬化を進行させることがあります。
その結果、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高める可能性があると指摘されています。
Micデンタルでは、血圧や服薬状況を確認し、循環器疾患の既往歴がある方にも配慮した治療計画を立てています。
③ 妊娠・出産への影響
妊娠中の歯周病は、歯周病菌の持つ毒素が子宮に運ばれることで早産や低体重児出産のリスクを高める可能性があります。
Micデンタルでは妊婦歯科健診にも対応し、母子ともに安心して過ごせるよう、
妊娠中でも安全に行える歯周ケア・指導を行っています。
上記以外にも、歯周病は様々な全身疾患との関連が認められています。
▶︎ Micデンタルクリニックの歯周病予防・治療メニュー
Micデンタルでは、「治す」だけでなく「再発させない」「重症化させない」ことを目的とした歯周病治療を提供しています。
主な内容:
精密歯周ポケット検査(プロービング)(保険)
プラーク・歯石除去(スケーリング・デブライドメント) (保険)
フラップ手術(保険)
SPT:歯周病安定期治療(保険)
歯周組織再生療法(自費)
顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた非外科的感染源除去(自費)

歯周病はその歯周病菌の持つ特性から再発しやすい病気でもあります。
特にSPTと呼ばれる継続的な歯周病安定期治療は、「治療後の再発防止」「重症化予防」のために欠かせません。
全身の健康を守るためにできること
-
定期的な歯周検査(3〜4ヶ月ごと)
-
喫煙・食生活の見直し
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糖尿病など内科的疾患のコントロール
-
定期メンテナンスの継続
Micデンタルでは、「お口から健康寿命を延ばす」ことを理念に診療しています。
▶︎ まとめ
歯周病は、単なる「口の中の病気」ではありません。
痛くないから大丈夫、ではなく放置すると糖尿病・心疾患・妊娠など全身の健康に悪影響を与える可能性があります。
Micデンタルでは、歯周病を「生活習慣病の一部」として捉え、
再発を防ぐチーム医療体制であなたの健康をサポートしています。
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この記事の監修:沖縄県浦添市Micデンタルクリニック
日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士
臨床歯科麻酔認定歯科衛生士
日本歯科審美学会認定ホワイトニングコーディネーター
宮城沙織

