名嘉眞武輝の豆知識ブログ②
先日、睡眠時無呼吸症で悩んでいた患者様にマウスピースでの治療を行い、その後経過観察で来院された際に
「先生のお陰で夜一度も起きずにぐっすり寝られるようになりましたー‼︎」
と言って頂きました。まだまだ自分自身も勉強中ですが、悩んでいる方に少しでも役に立てるよう頑張っていきたいと改めて思いました。
今回は睡眠時無呼吸症候群の症状について挙げようと思います。
代表的な症状
•大きく、頻回ないびき
•呼吸が睡眠中にとまる
•昼間の眠気あるいはだるさ
•熟眠感がない
•不眠
•夜間頻尿
•集中力の欠如
•記憶力の低下
•性的欲求の減衰
•イライラする
↑このような症状のある人は、睡眠時無呼吸症があるかもしれないので注意が必要です。
1番わかりやすいのが『いびき』です。
いびきが出るというのは、気道が狭くなっている証拠です。特に10秒ほど息が止まった後に大きないびきをかき始めたら、睡眠時無呼吸症候群が極めて疑わしいです。
前回も記載しましたが、寝ている間に気道が狭くなり低酸素状態になることで、体が酸素不足に陥ります。酸素が足りなくなる分、心臓が頑張り負担になってしまうため睡眠時無呼吸症候群のかたは、心不全を併発しやすいといわれています。
睡眠時無呼吸症は生活にも支障が大きく、重篤な病気になるリスクが高まる怖い病気です。
睡眠時無呼吸の治療を求めて来院される理由はさまざまなで、
「家族から寝ている時に呼吸が止まっていると心配された」
「いびきがうるさくてパートナーが一緒に寝てくれない」
「午前中の頭痛がひどい」
「睡眠時無呼吸を治さないと運転業務(仕事)に戻れない」
など治したい理由はそれぞれ違います。
少しでも当てはまるような症状がありましたら、一度ご相談ください。
歯科医師 名嘉真