クリニックブログ
精密歯科治療ハンズオンコースを受講してきました
勤務医の名嘉真です。 先日大阪で精密歯科治療ハンズオンコースを受講してきました。
マイクロスコープを使用し、支台歯形成や縫合実習を行いました。
マイクロスコープとは手術用顕微鏡のことで、 歯科治療の精度を上げるために活用されている機械です。
患部を20倍程度に拡大して治療を行い、 肉眼や一般的な拡大鏡では見えないほど細かなところまで拡大して処置するため、通常よりも精密な治療を行うことができます。
治療の精度を上げることで、被せ物と歯の境目を少なくして2次元的な虫歯が起こりにくいようにしたり病気の再発を防いだりするなど、治療後の歯を良好な状態でキープすることに繋がります。
歯科医院でのマイクロスコープの普及率は全国で10%程度です。
当院では、開業当初より自費の根管治療や被せ物の治療、自費の歯周病治療や再生療法手術等にマイクロスコープを多く活用しています。
マイクロスコープをうまく使いこなせるよう、今回学んだ事を再度練習し、より精度の高い治療を目指していけるよう精進していきたいとおもいます。
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歯内療法学会に参加してまいりました
7月19-21日に大阪で行われた歯内療法学会に参加してきました。 特別講演ではダブリン大学のダンカン教授の最新の歯髄保存療法の講義でした。 近年、MTAセメントやバイオセラミックス等の生体親和性に優れる材料により歯髄保存の成功率が上がっています。 個々の歯牙の状態により成功率は違い、全てのう蝕で歯髄を保存出来るわけではありません。 歯が長持ちするための条件として歯髄(歯の神経)があることは非常に重要です。虫歯が深いと疼痛が出て歯髄を取らなければなりません。適応症例において一部でも歯髄保存療法を行う事は重要な選択肢だと考えます。 Micデンタルクリニックでは、これからもより良い治療を提供出来るよう知識と技術の研鑽に努めていきます。
院長 宮城
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日本顕微鏡歯科学会学術大会に参加してまいりました
日本顕微鏡歯科学会第20回大会に参加して参りました。
20回記念大会という事もあり、歯科医師、歯科衛生士ともにとても豪華な演者の先生方の講演が満載でした。
マイクロスコープ下で行う精密で精度の高い歯肉移植や歯周再生治療の症例をみると、普通であれば妥協的メインテナンスや抜歯が選択されそうな歯が、マイクロスコープ下で行う精密治療をおこなえば治癒させることも可能なのだなと改めて目の当たりにしました。
あくまでもマイクロスコープは道具であってマイクロスコープが歯を治してくれる訳ではありません。術者がマイクロスコープを正しく使用し治療する技術を高める必要があります。
今後ともMicデンタルクリニックでは、より良い治療を提供できるよう技術と知識の研鑽に努めて参ります。
DHキユナ
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歯科衛生士向けのマイクロスコープセミナーを受講して参りました
先日、MicroPex HygienicLaboratory清水直美先生の歯科衛生士向けのマイクロスコープセミナーを受講して参りました。
エビデンスベースドで明日から為になる内容ばかりでした。
歯科医師→虫歯治療(歯の病気の治療)
歯科衛生士→歯周病治療(歯を支える歯肉などの組織の病気の治療)
とメインとなる役割が分担され虫歯治療と歯周病治療は切り離されて考えられがちですが、実際には虫歯(特に歯の神経の治療:歯内療法が必要なもの)と歯周病は相互に関係しているケースも多いのです。当院では、自費で歯内療法(歯の根管の精密な治療)を受けられている患者様も多くいらっしゃいます。歯の神経の治療(歯内療法)を保険適応外の精度の高い治療を行なっても、その歯の歯周組織に起炎物質があっては相互に影響を与えあうのです。逆もまたしかりです。
虫歯や歯周病は見えない細菌との戦いです。特に歯周病に関しては再発を繰り返しやすい病気でもあります。マイクロスコープを使用したエビデンスに基づいた精密な歯周治療を行い、さらに再発を繰り返さないための管理(ご自身でのケアと医院での専門的なケア)が重要だと考えます。
今後もより多くの患者さまにご自身の歯を少しでも長く残していただけるよう、微力ではございますが知識や技術のアップデートに勤めて参りたいと思います。
ちなみにすでに歯を失ってしまい、インプラントの治療を受けられてる場合も、インプラントは虫歯にはなりませんが歯周粘膜炎・歯周炎に罹患します。インプラント学会認定の専門医、認定歯科衛生士が在籍しております当院ではご相談や治療、治療後の管理までトータルでサポートを行なっております。また、訪問診療等も行っておりますので、要介護等で通院でのケアが困難な場合でもお気軽にご相談ください。
歯科衛生士 キユナ
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オールオン4の研修を受講して来ました
今回は熊本城ホールでオールオン4の研修を受講して来ました。
下顎4本、上顎6本の出来るだけ少ないインプラントの本数で咬合を再建する治療方法です。
全ての被せ物が繋がっているので何かインプラントにトラブルがあった場合に被せ物を全てやり直す必要がでる事もあります。
全ての症例が適応にはなりませんが、少ないインプラントの本数で治療が出来る事から費用を抑えるというメリットもあります。
Micデンタルクリニックでは、これからも知識と技術の研鑽に努めてより良い治療を提供して行きます。
院長宮城
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インプラントのセミナーにいってきました。
今回はインプラントとYagレーザーのセミナーでドバイに行って来ました。
Yagレーザーは切除部位の組織侵襲が低く、治癒の促進にも適しています。
インプラントのセミナーでは、ドイツとイギリスの先生からレクチャーをして頂き、
Micデンタルの様々な取り組みは、世界基準であると再確認出来ました。
今回学んだ事を今後の診療に役立て、これからも進化するために、知識と技術の研鑽に努めて行きます。
院長宮城
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歯内療法学会に参加してきました
皆さんこんにちは。院長の宮城です。今回は歯内療法学会に参加して来ました。久しぶりのオフライン学会開催でリアルは良いなと思います。公演を聞いていて、やはり基本がとても大切だと実感しました。ラバーダムをする、解剖学的形態を理解している等、どんなに素晴らしい器具を揃えていても基本が分かって無ければ意味がありません。私はインプラント専門医ですが、最初から抜歯ではなく、まず歯を保存する治療を行う事が、我々歯科医の仕事だと再確認出来ました。マイクロスコープでの拡大視野での繊細な治療、破折ファイル除去やパーフォレーションリペア、MTAを使用した処置、意図的再植等、他医院で抜歯の診断でも保存出来る可能性があります。もしお困りでしたらご相談下さい。Micデンタルクリニックではこれからもより良い治療を提供出来るよう、知識と技術の研鑽に努めて参ります。
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日本歯科口腔衛生学会に参加して参りました
皆さまこんにちは。
歯科衛生士のキユナです。
今回は大阪で開催された第72回日本口腔衛生学会学術大会に参加して参りました。
今回の学術大会は
「防ぎ守る」
をテーマに様々なシンポジウムやセミナーがございました。
20世紀の日本における歯科医療といえば、むし歯になれば削って詰める・歯周病で歯がグラつけば抜歯する、
というようなスタイルでしたよね?近年の日本の歯科医療は、病気になったら治療するに加えて
虫歯や歯周病をつくらない、またはコントロールするという予防スタイルの流れに欧米諸国に大きな遅れをとりつつも、
シフトチェンジしてきています。
この防ぎ守る時代
主体となってくるのは、我々歯科衛生士や歯科医師、
ではなく、
患者様ご自身です。
歯科医院での定期的なメインテナンスを継続的に受けていてもご自宅でのセルフケアを行わないでいると、
良い状態を維持する事は不可能です。
歯科医師や歯科衛生士には、生涯28(全て自分の歯)を目標とし専門的な立場から患者様主体のセルフケアやQOLの維持向上のサポートを行い、お口の健康を通してみなさまの健康寿命の延伸に寄与する役割があります。
医院において、予防を担うのが歯科衛生士です。
歯科衛生士の法律で定められている3大業務のうち2つが予防に関する業務となっております。
歯科予防処置
歯科保健指導
の2つです。
歯科予防処置業務には、フッ化物塗布に代表されるような口腔疾患の予防を目的とした薬物塗布、
小窩裂溝填塞(シーラント、むし歯予防として奥歯の複雑な溝を埋める)、歯石歯垢の除去等の口腔衛生などがあります。
歯科保健指導業務には、むし歯や歯周病を含めた生活習慣病の予防や改善のために、
生まれてからお亡くなりににるまで様々なライフステージ、生活背景に合わせた栄養指導やセルフケアのご提案、
ご自身でのケアが困難な場合は介助者様へのサポートを行う仕事などがあります。
今回の学会では、フッ化物応用に関する新たなガイドラインや追跡調査の報告、公衆の歯科口腔衛生に関すること、
加熱式タバコが喫煙者や受動喫煙者に与える悪影響、超高齢社会をふまえたインプラント治療やメインテナンスについてのセミナー、
高齢者肺炎予防、顎骨壊死予防、周術期合併症予防、ナッジ理論を応用した歯科保健指導の実際、
など内容が濃くとても勉強になりました。
学んできた内容を臨床に活かし質の良いサポートを実現できるよう、これからも知識、技術の研鑽に努めて参ります。
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大阪でインプラントのセミナーを受講してまいりました
皆さんこんにちは。勤務医の名嘉真です。
先日は大阪でインプラントセミナーを院長と受講してきました。
講師の大森先生は大阪だけでなく、東京、福岡でも勉強塾を開催されており大変有名な先生です。
インプラント治療は、歯を失った所に再び自然な歯をつくる技術です。入れ歯やブリッジに比べて、違和感も少なく、噛む効率が良いのが特徴です。
今回の実習ではインプラント埋入ポジションの重要性、ポジションの修正方法、骨が足りずに骨を増やす技術などを学ばせていただきました。
インプラントのメーカーやシステムは色々ありますが、実際に狙った位置に埋入する技術を持っていないとトラブルの原因になります。
大森先生の話しを聞いたり、実習に参加されていた同世代の先生方と交流させていただいて自分もまだまだ頑張らないといけないと痛感させられました。
今回、実習を受講させていただき院長先生には大変感謝しています。習った事を日々の診療に活かしていけるよう今後も精進していきたいと思います。
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マイクロの実習セミナーを受講してまいりました。
みなさまこんにちは。
歯科衛生士のキユナです。
今日はマイクロスコープの実習セミナーを東京で受講して参りました。
マイクロスコープを活用したDHワークを行っている先輩方が沖縄にはおらず、DH向けの実習セミナーが少ないこともあり、これまで手探りな部分も多かったのですが、今回のセミナーでは座学に加えて実習がじっくりとあり、講師の林先生のわかりやすいご指導は、とても勉強になりました。
歯科衛生士がマイクロスコープを使うメリットは様々あり、裸眼や拡大鏡(ルーペ)では感だけに頼ってしまう部分も、拡大視野下で正確に施術を行うことでき低侵襲なデブライトメントを実現できます。マイクロスコープでは動画の録画や静止画の記録ができるということも患者様へ情報をお伝えするにあたってはメリットが大きいと思います。あとはなんといっても、拡大視野下で観察することで、患者さまがプラークコントロールを行なって治る歯周炎、プラークコントロールのみでは治らない歯周炎などの原因を発見しやすくなるというところも有用性のひとつでしょうか。
お口の中をよく観察し、その歯や歯茎の正常・異常を見分けて得られた情報を活かし、セルフケアやセルフコントロール、プロによるメインテナンスにが良くなると、予防がさらに上手くいくようになり、患者さまが食べ物を美味しく食べられる、楽しく会話ができるといったことで健康寿命に寄与できるものだと思います。
そのためにも、マイクロスコープを使いこなす練習をたくさん行わなければなりません。(マイクロスコープがなくても、患者さまのお口をみる、さわる練習はたくさん必要です。Micデンタルクリニックでは週に2回、朝の診療時間の30分を練習時間にあてております。)
長年マイクロスコープを活用したDHワークを行なっている講師の林先生の診るポイントやテクニック、患者さまへの伝え方など明日からの診療に活かせることがたくさんありました。
育休があけ、子育てと仕事といそがしい日々が続いておりますが、今後も情報の更新や技術の向上に努めて参ります。
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