クリニックブログ
MSEセミナーに参加してきました
今回はMSEセミナー参加の報告です。 MSE拡大矯正装置とは
下顎に比べて上顎の幅が狭い場合に用いられる矯正方法で、
上顎の中心にミニインプラントで固定した装置のスクリューを毎日数回調整して上顎骨格の幅を左右に拡げていきます。
上顎の幅を拡げることで、歯を動かすスペースが出来審美的に歯が並びやすくなるのもそうですが、安全に無理なく歯並び矯正を進めることができます。
上顎が狭くなる原因としては、口呼吸や姿勢、遺伝等が関係しています。
上顎骨を拡げることで、歯を並べるスペースだけでなく、舌を正しい位置におく
スペースもできるため、口呼吸やイビキが改善されやすくなります。
口呼吸やイビキが改善されると虫歯、歯周病、口臭予防にも繋がりやすく、免疫力アップの効果も期待できます。
拡大装置が上顎に固定されるため、喋りにくい、違和感があるなどのデメリットもありますが、上顎が狭い場合には良い治療法であるとおもいます。
治療精度を高めるためには、IOSスキャンデータ(口腔内デジタル撮影)とCTデータとのマッチングが大切です。
今後より安全な治療を提供するには歯科医療業界ではデジタル機器が必須になります。
MicデンタルクリニックでもMSEを導入していますので、ご相談下さい。
Micデンタルクリニックは、これからもより良い医療を提供出来るよう、知識と技術の研鑽に努めていきます。
院長宮城
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尾島先生のアライナー矯正クリニカルコースに参加してまいりました
今回は新宿で尾島先生のクリニカルコース最終第6回を受講してきました。 歯牙は歯槽骨の内部でしか安全な移動はできません。歯を動かすには限界があり、希望通りの位置まで自由に移動できる訳ではないのです。 顔貌写真、CTデータ、口腔内スキャンデータをインテグレートし、診断する事は大変重要です。 更にインオフィスでプランニング出来るソフトと3Dプリンターはこれからのマウスピース矯正では必須の設備です。 MicデンタルクリニックではNemoソフト、3Dプリンターを2台設置し、最新シェイプメモリーアライナーでの矯正も行なっています。 Micデンタルクリニックでは、これからもより良い歯科医療を提供出来るよう知識と技術の研鑽に努めていきます。
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=40QSyg5Hvik
院長 宮城
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アライナークリニカルコース第5回を受講して来ました
今回は東京新宿で尾島先生のアライナークリニカルコース第5回を受講して来ました。
講義内容は顎関節に問題がある場合はCOPA(スプリント)を使用し、正しい顎位に誘導した後に矯正治療計画を立てます。
正しい顎位でない状態で矯正を行うと必要ない移動や顎関節に痛みが出てしまう事があります。
歯並びだけではなく、CT撮影を行い、顎関節と下顎頭が正しい位置にある事を確認する事が非常に重要です。
MicデンタルクリニックではNemoソフトでSTLとCTデータをマッチングさせ、顎位がずれている場合は正しい位置に誘導して3DプリンターでCOPA(スプリント)を作製し対応しています。
3Dプリンターはこれからのデジタル歯科ではなくてはならない機器と考えています。
Micデンタルクリニックでは、これからも知識と技術の研鑽に努めていきます。
院長 宮城
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ミントセミナーに参加してまいりました
ミントセミナーに参加しました。
こんにちは。当院でカウンセリングの担当をさせて頂いてます百名です。
6月1日、2日に歯科衛生士の山本さんと宮城さんと一緒にミントセミナーを受講してまいりました。
・カリエス予防について
・接遇とモチベーションアップ
・レントゲンの読み方
・プロービング実習
盛りだくさんな内容です。
私はカウンセリング担当のため、プロービング実習以外の受講でしたが、他の3つの内容は、カウンセリングでも実践できそうなもので、改めて学ぶこともあり、とても勉強になりました。
"歯医者は虫歯があれば治療をし、繰り返さないために予防をする"ということが重要だと思いがちですが、そもそも"なぜ虫歯になってしまったのか"、"なぜ歯を抜くことになってしまったのか"を患者様の口腔内を精査し、原因を見つけて、改善を促していかなければ、治療後に定期的なメインテナンスを受けていても繰り返す可能性があるということです。
私達歯科医院が予防するのではなく、患者様自身がホームケアで予防し、そのサポートを私達がすることが大事だと改めて気付かされました。
そのためには、患者様1人1人の生活スタイルや口腔内環境に沿ったホームケア方法、レントゲンで過去を知り、未来を予測し予防に繋げて行くということをこのセミナーを通して学ばせて頂きました。
私達スタッフがより深い知識を身につけ、患者様の声に耳を傾け、生活環境を知る。その中で、できることできないことを相談し合いながら、良い状態の口腔内環境を維持できるように日々の診療で活かせていけたらなと思います。
今後もカウンセリングにて、患者様が不安に感じていること、悩み、そして改善に向けてQOLの向上のために微力ながらサポートできるように、知識の研鑽に努めて参ります。
何か気になることがあれば、治療のご予約と同様、カウンセリングのみでのご予約も承っていますので、お気軽にお声掛けくださいね。
百名
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アライナー矯正クリニカルコース第2回を受講してまいりました。
本日は尾島先生のクリニカルコース第二回を東京新宿で受講して来ました。
Nemoを使用した診査は顔貌写真とCTのインテグレーションができ、より正確に診断を行えます。
今回はClass2の治療計画をNemoで行いました。尾島先生から沢山の知見を頂き、その素晴らしさに感動しています。
この知識を自分1人で導き出すのは何倍も時間がかかります。上達する為には、セミナーを受講しエキスパートの先生に直接教えて頂くのが一番の近道だと考えています。
Micデンタルクリニックでは、スキャナーはもちろん3Dプリンターを導入して患者様により良い治療を提供出来るよう設備を整えています。
また厚生労働省の薬事認可を受けた最新のTC85を用いたシェイプメモリーアライナーにも対応しています。
Micデンタルクリニックではこれからも知識と技術の研鑽に努め、より良い治療を提供出来るよう努めて行きます。
院長宮城
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尾島先生のアライナー矯正クリニカルコースを受講してまいりました。
今回は東京で尾島先生のアライナー(マウスピース)矯正クリニカルコースの第一回目を受講しました。
インビザラインだけではなく、インオフィスアライナー(プレスとSMA)が今後のマウスピース矯正では重要になります。
インビザラインは3年から5年でアカウントが切れると再治療の際には同額程度の費用が発生します。だからこそ自院でマウスピース矯正を計画出来るソフトと3Dプリンターが重要になります。
Micデンタルクリニックでは再治療の際にはインビザラインへ症例提出しなくても、Nemoソフトと3DプリンターでSMAを使用した治療可能がです。
また移動が少ない場合はインオフィスだけで治療することも出来ます。
そのためにもどの様に計画して歯を動かしていくのか学び続ける事が大切です。
インビザラインで歯を並べる事だけでは不十分と考えます。
Micデンタルクリニックでは、今後も知識と技術の研鑽に努め、設備の最新化を進めていきます。
院長 宮城
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日本アライナー矯正歯科研究会10周年記念公演に参加してきました
12月2・3日は日本アライナー矯正歯科研究会10周年記念公演に参加して来ました。
シェイプメモリーアライナーとこれまでのアライナーとの違いやアドバンテージ等が新しいトピックスでした。
また企業依頼型マウスピースとインオフィスマウスピースがあり、今後はインオフィスが多くなります。
企業依頼型マウスピースはアカウントが長くても5年で平均は3年です。もし後戻り等で僅かな移動であってもアカウントが切れてしまうと新たに大きな費用を企業に支払う必要があります。また、円安、人件費、材料の高騰で企業依頼型マウスピースは費用が上がっていきます。実際にインビザラインは去年値上げしましたが、来年も値上げします。
全てを企業に依頼すると、クリニックも患者様も企業に支配されてしまいます。この事からインオフィスマウスピースは必須となります。
Micデンタルクリニックでは、シェイプメモリーアライナーを去年からスタートさせています。
これからもより良い治療を提供出来るよう、知識と技術の研鑽に努めていきます。
院長宮城
Graphy
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名嘉眞武輝の豆知識ブログ②
先日、睡眠時無呼吸症で悩んでいた患者様にマウスピースでの治療を行い、その後経過観察で来院された際に
「先生のお陰で夜一度も起きずにぐっすり寝られるようになりましたー‼︎」
と言って頂きました。まだまだ自分自身も勉強中ですが、悩んでいる方に少しでも役に立てるよう頑張っていきたいと改めて思いました。
今回は睡眠時無呼吸症候群の症状について挙げようと思います。
代表的な症状
•大きく、頻回ないびき
•呼吸が睡眠中にとまる
•昼間の眠気あるいはだるさ
•熟眠感がない
•不眠
•夜間頻尿
•集中力の欠如
•記憶力の低下
•性的欲求の減衰
•イライラする
↑このような症状のある人は、睡眠時無呼吸症があるかもしれないので注意が必要です。
1番わかりやすいのが『いびき』です。
いびきが出るというのは、気道が狭くなっている証拠です。特に10秒ほど息が止まった後に大きないびきをかき始めたら、睡眠時無呼吸症候群が極めて疑わしいです。
前回も記載しましたが、寝ている間に気道が狭くなり低酸素状態になることで、体が酸素不足に陥ります。酸素が足りなくなる分、心臓が頑張り負担になってしまうため睡眠時無呼吸症候群のかたは、心不全を併発しやすいといわれています。
睡眠時無呼吸症は生活にも支障が大きく、重篤な病気になるリスクが高まる怖い病気です。
睡眠時無呼吸の治療を求めて来院される理由はさまざまなで、
「家族から寝ている時に呼吸が止まっていると心配された」
「いびきがうるさくてパートナーが一緒に寝てくれない」
「午前中の頭痛がひどい」
「睡眠時無呼吸を治さないと運転業務(仕事)に戻れない」
など治したい理由はそれぞれ違います。
少しでも当てはまるような症状がありましたら、一度ご相談ください。
歯科医師 名嘉真
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名嘉眞武輝の豆知識ブログ①
今日は睡眠時無呼吸症候群(SAS)について挙げようと思います。
すでにご存知の方もいるかと思いますが、
睡眠時無呼吸症候群は寝ている間に呼吸が止まる病気です。
少し難しい話になりますが、医学的には「無呼吸(10秒以上の呼吸停止)がひと晩7時間の睡眠中に30回以上、
あるいは1時間に5回以上ある方は睡眠時無呼吸症候群」と診断されます。
実際に起きている時でも10秒間息を止めると息苦しいですよね。。
寝ている時に息が止まることによって血液中の酸素不足(低酸素血症)になることから、不整脈、心筋梗塞、
脳卒中といった循環器病が起きやすくなることがわかっています。
また、夜間に脳が目覚めることが繰り返されるため、交感神経の緊張状態が続いて自律神経が乱れることで内分泌系にも影響を及ぼし、
糖尿病、高血圧症などの合併症を発症することがわかっています。
自分が気づかないうちに身体に大きな負担がかかっているのです。
日本国内では睡眠時無呼吸症候群の潜在患者数は300〜900万人にも達するといわれています。
しかし、実際に診断を受けて治療しているのは数%しかいません。
程度によっては歯医者で治療するとこも可能です。日中の眠気、いびきをかくなど少しでも症状が見られたら一度ご相談ください。
数回にわけて、睡眠時無呼吸症候群の治療法や予防方法を挙げていきたいと思います。
歯科医師 名嘉眞武輝
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シェイプメモリーアライナーのコースを受講して来ました
Micデンタルクリニック院長の宮城です。今回は韓国ソウルにシェイプメモリーアライナーのコースを受講して来ました。Graphy本社での受講でしたが、工場見学もあり貴重な経験になりました。講師は尾島先生でマレーシア、インドネシア、シンガポール、インド、チリからの参加者もおり、世界的に注目されているコースだと実感しました。韓国の先生方も沢山参加しており、ソウル大学の矯正化教授も参加されていました。シェイプメモリーアライナーは形状記憶樹脂で出来ており、柔軟性がありこれまでのマウスピース素材とは異なります。優しい力で歯を移動でき、体温で最適な矯正力が作用します。今回習得した事を診療に活かし、より良い治療につなげて行きます。Micデンタルクリニックではこれらも知識と技術の研鑽に努めて参ります。
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日本歯科口腔衛生学会に参加して参りました
皆さまこんにちは。
歯科衛生士のキユナです。
今回は大阪で開催された第72回日本口腔衛生学会学術大会に参加して参りました。
今回の学術大会は
「防ぎ守る」
をテーマに様々なシンポジウムやセミナーがございました。
20世紀の日本における歯科医療といえば、むし歯になれば削って詰める・歯周病で歯がグラつけば抜歯する、
というようなスタイルでしたよね?近年の日本の歯科医療は、病気になったら治療するに加えて
虫歯や歯周病をつくらない、またはコントロールするという予防スタイルの流れに欧米諸国に大きな遅れをとりつつも、
シフトチェンジしてきています。
この防ぎ守る時代
主体となってくるのは、我々歯科衛生士や歯科医師、
ではなく、
患者様ご自身です。
歯科医院での定期的なメインテナンスを継続的に受けていてもご自宅でのセルフケアを行わないでいると、
良い状態を維持する事は不可能です。
歯科医師や歯科衛生士には、生涯28(全て自分の歯)を目標とし専門的な立場から患者様主体のセルフケアやQOLの維持向上のサポートを行い、お口の健康を通してみなさまの健康寿命の延伸に寄与する役割があります。
医院において、予防を担うのが歯科衛生士です。
歯科衛生士の法律で定められている3大業務のうち2つが予防に関する業務となっております。
歯科予防処置
歯科保健指導
の2つです。
歯科予防処置業務には、フッ化物塗布に代表されるような口腔疾患の予防を目的とした薬物塗布、
小窩裂溝填塞(シーラント、むし歯予防として奥歯の複雑な溝を埋める)、歯石歯垢の除去等の口腔衛生などがあります。
歯科保健指導業務には、むし歯や歯周病を含めた生活習慣病の予防や改善のために、
生まれてからお亡くなりににるまで様々なライフステージ、生活背景に合わせた栄養指導やセルフケアのご提案、
ご自身でのケアが困難な場合は介助者様へのサポートを行う仕事などがあります。
今回の学会では、フッ化物応用に関する新たなガイドラインや追跡調査の報告、公衆の歯科口腔衛生に関すること、
加熱式タバコが喫煙者や受動喫煙者に与える悪影響、超高齢社会をふまえたインプラント治療やメインテナンスについてのセミナー、
高齢者肺炎予防、顎骨壊死予防、周術期合併症予防、ナッジ理論を応用した歯科保健指導の実際、
など内容が濃くとても勉強になりました。
学んできた内容を臨床に活かし質の良いサポートを実現できるよう、これからも知識、技術の研鑽に努めて参ります。
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